ファッションウィッグやエクステは定着した感のある今日この頃。ですが、おしゃれのためのウィッグはいいけれど、隠す目的で自分が使うとなると抵抗感を感じてしまう人は多いようです。

事実私もそうでした。ぎりぎりまでウィッグは避けて、地毛や帽子でカバーしようと粘っていました。けれど思い切って使ってみた私の感想は、「早く使えば良かった！」です。

「どうやって隠そう」とか「抜けている所が見えたらどうしよう」などの悩みから解放され、安心感を手に入れられたことはとても大きかったです。

また、ウィッグによって今までできなかった髪型ができるようになり、（自分の中で過去一番）いけてる自分になれたことも嬉しかったです。それに私はいい感じの髪型につられて、今まで選ばなかったような服にチャレンジしたりするなど、ファッションを楽しむようにもなりました。確かにウィッグ特有の課題を感じる時もあったけれど、人目を気にして悩んでいた病気生活の中で新しい楽しみができたことは、私にとってとても嬉しい変化でした。

ウィッグと一口に言っても大小さまざま、いろんな種類のものがあります。知らないものに対しては慎重になりやすいものですが、もっと気軽に試してもらえると円形脱毛症の負担も減るのにな～と思ったりしています。