まあ〜るい生活

そこそこ快適?ウィッグライフ
2019.03.27

 

今の私はファッションとしてウィッグライフを楽しんでいますが、
一般的にウィッグに頼ることにためらいを覚える人は多いですよね。
「禁断の最終手段・・・」
そんな風にとらえる人も少なくないのでは・・・?

その昔、私もウィッグデビューをする前はその一人でした。
「ウィッグに頼るようになってしまうのかな・・・。」
その一線を飛び越えることにずいぶんためらい、勇気がいったことを覚えています。

けれど、どうにも広がる脱毛部分をウィッグでカバーするしかなくなってしまい、
この世界に飛び込んで9年目・・・。
今思うのは
「ためらってないでさっさと使えば良かったよ」です。
なぜなら以前の自分、ひいては発症前の自分よりも見栄えがよくなったから(笑)

もともと私はくせのある猫っ毛で、毛も細く量も少ないタイプでした。
よって思うように髪型が決まらず、できるヘアスタイルも限られていました。
「こんな風にしたい!」と美容室に芸能人の写真を持って行き、
何度思っていたのと違う自分になって帰ってきたことか・・・。
それが、円形脱毛症によって髪の毛をなくしたことで逆に理想のヘアスタイルが手に入ったという皮肉(笑)

確かに地毛と違いウィッグには不便な面もあります。
ウィッグにしたからこそのお困り事が発生したのも事実です。
ただ、慣れることで解消され、対処法を教えてくれる仲間の存在によって
次第にウィッグライフが快適になっていき、今の自分に至りました。

「悩むくらいなら使っちゃいなよ ♡」

ウィッグまでの一線を前にして悩み立ち止まっている人をみると、
つい背中を押したくなる私なのでした。

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