円脱のお悩みどう越えました?

お悩み体験談【メンズ編】
2020.09.18

たかが髪の毛 されど髪の毛
円形脱毛症を発症してから、この言葉が何度も私の頭によぎりました。

命に関わることも痛みもない円形脱毛症は、その辛さ・大変さが伝わりづらいという一面があります。「外見が変わる」という事自体とても大きな衝撃があり、個人差はあっても誰もが落ち込んだり悩んだりするものです。しかしながら、なかなか理解されづらいというのが現状です。男性に関してはその辛さが特に共感されづらい立場にあるように思います。

女性や子供などへの理解は近年進んできた感がありますが、男性は「気にしなければいい」「無くても大丈夫」という見方で片付けられてしまうことがあります。
しかも強さや潔さなど、いわゆる「男らしさ」を良しとする風潮があるため弱みを出しづらく、結果的に悩みを深めてしまうケースもあるようです。
これはこれですごく切ない・・・!

たしかに近年は、坊主ヘアもファッションとして受け入れられてきており、坊主ヘアの男性も多くみかけるようになりました。(円形脱毛症由来ではない人が多いと思いますが。)
髪が無い(少ない)状態でも暮らしやすい風潮は良い傾向だなと思います。が、その一方で、男性でも悩みを深めることが理解されたり、Uさんのようにウィッグでカバーするという選択肢がもっとポジティブに受け入れられるようになると、生きやすくなる人が今よりももっと増えるだろうなと感じています。

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