プロの技を拝見しました。地毛をカットするのとも違う、人工の髪の毛をどうしたら本物のように見せられるか。そこにはやはりセオリーがあり、プロは長年培った技術とカンでそれを再現していくものなのですね。餅は餅屋。なので、お手持ちのウィッグにちょっと不満があった場合、プロにお任せした方が安心かと思います。お高いウィッグならなおのこと。

ですが！！お安かったり、既にくたびれてしまっているなどして、「このウィッグのためにわざわざサロンに行くのもな～」とためらわれる場合には、自分でやっちゃいたいのが人情ですよね(笑)もし自宅で処理する場合は、ぜひ漫画でご紹介したポイントに気を付けて試してみてください。ポイントは「境界線をぼかす」ですよ。そして、くれぐれも少しずつ丁寧に。切ったウィッグは伸びませんからね。「もう少し切ろうかな～」と思う手前で止めて、何回か試しながらカットすることをお勧めします。

あと、メンズのえり足問題について。夏に向かうこれからの時期、汗もかくため、ますますえり足の毛がハネたり浮いたりしやすくなります。その場合は、一例として、洗い流さないタイプのトリートメント等をスプレーし、ヘアアイロンで伸ばして修復する方法もあります。（※ヘアアイロンの温度は各ウィッグの耐熱温度以下で）

お手持ちのウィッグの自然さに、ちょっと不満のある方は、ぜひ参考にしてみてください。