円形脱毛症のQOLを考える かわら版タイトル

QOL便り

 

脱毛斑の上手な隠し方

円形脱毛症になると、どうしても他人の目が気になりますよね。その場合、帽子などを上手く活用することで他人からどう見えているのだろうという心配や不安を軽減させることが出来ます。脱毛斑をカバーするものでお手軽なものは帽子やスカーフなどです。


脱毛斑に直接貼り付けるタイプ

ヘアスポット




しかしフォーマルな席など、場所や状況によってはそれらが不向きな場合がございます。

単発型の場合であれば、地毛とうまく馴染ませるようにセットすることで脱毛斑を目立たなくすることが可能です。
その場合、増毛パウダー(※1)や脱毛斑に直接貼り付けてカバーするもの(※2)等を併用することがオススメです。

(※1:髪に直接ふりかけることで髪の毛をボリュームアップすることができます。)
(※2:直径約5cmほどであればカバーが可能で、複数使うことも出来ます。)

帽子とセットでカバーするタイプ

ルナヘアー


また、身近なものであればヘアピンやカチューシャを使い、脱毛斑がうまく隠れるように髪の毛をセットしてあげることも有効です。
脱毛斑が大きくなってしまった場合は、医療用ウィッグでカバーする方法も有効です。
もしウィッグを使う決心がつかない時は、帽子とウィッグが一緒になったものもオススメです。帽子を外すことはできませんが、ちょっとした外出の際にはお使いいただけると思います。

ウィッグには大きく分けて部分的なものと全体的なものがあります。
部分的なものは主に頭頂部をカバーします。地毛にうまく馴染ませてお使いいただきます。
全体的なものは頭部全体を覆うので複数の脱毛斑のカバーに有効です。

昨今、ウィッグはインターネットなどでも手軽に手に入りますが、自然に見せるコツとしては、サイズ調整と似合わせカットが必須となります。
そのため、店頭で実際に試着して、微調整してもらうことが失敗しないポイントです。

円形脱毛症は人の見た目を大きく変えてしまうだけではなく、人の視線を恐れたり、塞ぎがちなってしてしまうなど、精神的な苦痛を与えてしまう病気です。

毎日鏡で脱毛斑を見ては、ため息をついている人も少なくはありません。
ケアグッズを上手く活用し、焦らず前向きに、今までと変わらない生活を送れるように環境を整えることが大切です。

耳より情報

 

ウィッグの定額プランをレポート

最近、「サブスク」という言葉をよく耳にします。商品やサービスに対し買い取りをせずに自分が利用したい期間だけ一定の料金を払うことでそれらを利用できる仕組みのことで、「定額制サービス」とも言われています。

車、掃除機、家具、音楽視聴サービス、映画、コンタクトレンズからビール、ラーメンまで「サブスク」は様々な分野で拡がりを見せていますね!

実はウィッグをサブスクで利用することは、円形脱毛症でのウィッグ利用者にとっても大きなメリットがあります!

例えば、治る時期がいつになるかわからないので買い取りの場合は「一度の出費が大きく、次にまたいつその出費がかかるのか?」という不安が募りますが、サブスクの場合は「ウィッグを使用したい期間だけ支払えばよい」という安心感があります。

その他、サブスクでのウィッグ提供のパイオニアである株式会社スヴェンソンのプランを参考に「サブスク」の特徴をまとめると次の4つになります。

①月単位での利用ができる(月単位でサービスを停止することができる)
②その方に合わせてカットした新品のウィッグを利用できる
③カバーする脱毛範囲が変化した場合、無料でウィッグの交換ができる
④ご利用のウィッグが消耗・劣化した場合には、無料で修理・新品製品に交換ができる

さらに、ウィッグは消耗品なので、買い取りの場合は「なるべく長く使用しよう」と少々消耗や劣化が見えるものを我慢して使用する傾向が見られがちです。それが「不自然に見えるウィッグ」につながってしまうこともあります。こういった懸念も「サブスク」では解決できるのです。

もちろんライフスタイルによっては「買い取り」が良いケースもあると思いますが、「サブスク」は脱毛ケアの安心感につながる要素もたくさんありますので、新たにウィッグのご利用を検討されている方はぜひ「サブスク」も調べてみてください!

円形脱毛症における脱毛部分の上手な隠し方についてご紹介。円形脱毛症.comでは円形脱毛症でお悩みの方をハートフルサポートする情報サイトです。

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