髪によい頭皮環境を整える「頭皮マッサージ」
頭髪のケアには、「髪にとって良い頭皮環境」を取り戻すことが重要です。
頭皮マッサージやシャンプーの仕方にも気をつけてみましょう。
頭髪ケアは、ゆっくりと効果が出てきます。髪は毛周期にそって生え変わるので、焦らずこつこつと根気よく続けましょう。
頭皮マッサージ ~張った頭皮を揉みほぐす~
抜け毛に悩む方の頭皮は、ゆとりがなく張っている場合が多く見られます。
硬くなった頭皮を揉みほぐすことによって血行が良くなり、髪にも栄養が行き届きやすくなります。
1 耳の周りに両手の指をおき、頭皮を上に向かって引き上げます。(1回5秒×4回)顔の表情が変わるぐらい指先に力を入れて行い、指の腹を地肌から離さないようにするのがポイントです。 |
2 両手の指を頭頂部の周辺におき、頭皮を左右に動かします。(7往復)同様に頭皮を前後に動かします。(7往復) マッサージというより頭皮の運動と思って行うことがポイントです。 |
経絡(ツボ)活性マッサージ
経絡(ツボ)に対し刺激を与えることで、頭皮の血液、水分の流れを改善し、神経的な緊張をほぐしましょう。
1 眉毛内側から上に向かう線上で、生え際より1cm頭頂部に向かったポイントを両手の人差し指と中指で指圧します(7回位)。またその内側の均等に位置するところに指をずらし、親指で百会[ひゃくえ]★(頭頂部よりやや後ろの窪み)を指圧します。 百会は、頭部の水分代謝を良くするツボです。 |
2 親指を耳の後ろ4~5cmの位置にある風地[ふうち]●というツボ(生え際あたりの窪み)に置くとともに、残りの人差し指、中指、薬指、を立てるようにして、頬骨の上に置きます。そして、親指は上の方向へ、人差し指、中指、薬指は下の方向へ押します(両手で7回位)。 風地は、頭部の血行を改善するのに有効なツボです。 |
3
頭頂部よりやや後ろの小さな窪みにある百会[ひゃくえ]というツボを指圧します(5回)。 |
4
左手の親指で首の付け根、亜門[あもん]●を上に押し上げるように指圧します(7回)。 |
5
耳の周りの側頭部全域を図のように少しずつずらしながら、上方に持ち上げるようにマッサージします(2~3往復)。 |

耳の周りに両手の指をおき、頭皮を上に向かって引き上げます。(1回5秒×4回)
両手の指を頭頂部の周辺におき、頭皮を左右に動かします。(7往復)
眉毛内側から上に向かう線上で、生え際より1cm頭頂部に向かったポイントを両手の人差し指と中指で指圧します(7回位)。
親指を耳の後ろ4~5cmの位置にある風地[ふうち]●というツボ(生え際あたりの窪み)に置くとともに、残りの人差し指、中指、薬指、を立てるようにして、頬骨の上に置きます。

