眉毛・まつ毛の描き方

眉毛やまつ毛は円形脱毛症の過程で抜けることがあります。抜け毛の気になる所として重要な部位と言えます。

眉毛・まつ毛は描く? つける?

抜けた眉毛やまつ毛を補うと化粧をしているように見えるために、男性や子どもの場合は不自然になってしまう場合があります。つけ眉毛・つけまつ毛は、描くよりもより自然に見えますが、肌質によっては接着剤でのかぶれを誘発する場合があります。いろいろ試して、自分に合った方法を探してみましょう。

眉毛の描き方

自然なアイメイクの秘訣はバランス

形をちょっと変えただけで、顔の印象までガラリとかわってしまう眉。まずはナチュラルにみせるための美しいバランスを知っておきましょう。

自然なアイメイクの秘訣はバランス

まず、眉頭、眉尻、眉山の位置をマークします

1
眉頭は目頭よりもやや内側、ノーズラインにつながる場所に印をつけます。
2
眉尻は正面から見て目尻より長めに。小鼻と目尻を結んだ延長線上、眉頭の高さよりやや上に印を付けます。
3
眉山は、眉頭から2/3の位置か、目尻から1~1.5cmの位置に印をつけます。

つぎに、3点をなだらかな線でつなぎます

4
パウダーかリキッドタイプのアイブローで、
薄目に眉全体を描きます。
5
ペンシルで眉頭から眉山まで自然につなげます。1本1本の毛を描くようなつもりで描いてください。
6
全体のバランスを見ながら、ブラシでぼかします。
まず、眉頭、眉尻、眉山の位置をマークします

ここがポイント

  • 眉が汗で消えないようにするためには、皮脂に強いパウダリーファンデーションを塗ってから眉メイクをすると良いでしょう。また、ペンシルタイプは崩れやすいのでパウダーを重ねると持ちがよくなります。
  • ウィッグ(かつら)をお持ちの場合は、装着した状態で眉を描いた方が自然な位置が決めやすくなります。

アイラインの描き方

アイラインを自然にひければ、目の印象がはっきりし、まつ毛が抜けたのが目立ちにくくなります。

1
上まつ毛が生えていた位置に、目頭から目尻に向かって描きます。
2
下まつ毛が生えていた位置に、目尻から目頭に向かって描きます。
アイラインの描き方

ここがポイント

  • ラインは一気に引かず、細かく左右に動かしながら引くとカンタンです。
  • 綿棒の先で軽くぼかすと、自然に仕上がります。
  • さらにアイラインの上からブラウンシャドウを重ね塗り、二重幅内でぼかすとグラデーションになり、目元に一層奥行きが出ます。

化粧道具について

パウダータイプ アイブロー

パウダータイプ アイブロー

眉全体を深く自然に描くときに便利です。
地肌をいたわる保湿成分を配合したものもあります。

ペンシルタイプ アイブロー

ペンシルタイプ アイブロー

眉を一本一本描くのに便利です。写真のような、細芯で繊細なラインを長時間持続できるものがおすすめです。

ペンシルタイプアイライナー

ペンシルタイプアイライナー

手軽な半面、にじみやすいといわれています。くずれにくく、柔らかな感触にしあがるタイプも出ています。

リキッド筆ペンタイプ アイライナー

リキッド筆ペンタイプ アイライナー

技術が必要ですが、とれにくいタイプです。
速乾性に優れたものを使うとよいでしょう。

円形脱毛症用ウィッグ

円形脱毛症における脱毛部分の上手な隠し方

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